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中小商工業者の応援団
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2007年09月01日(Sat)▲ページの先頭へ
高品質な品を厳選販売

経営理念は、「音楽を通じて、多くの皆さんに演奏の素晴しさや豊な心が育つお手伝いをする」こと。「ハイクオリティー」「お求めやすい価格」「信頼あるアフターサービス」を目標に、コンサート等を開催して、管楽器のファン層を増やすために尽力しています。

 

 株式会社 グランド楽器 
 神戸市東灘区魚崎中町1-7-1 п@078-412-3100(代)  Fax 078-412-3300
 http://www31.ocn.ne.jp/~grandgakki/  grandweb@dream.com  

独自の仕入ルートで商品差別化

 なれ親しんだピアノ販売から、22年前に「チューバ専門店」として管楽器をメーンとした楽器店に転進。今では、チューバならグランド楽器店と指名がかかる有名店として、ブランドが定着してきました。

 演奏家を応援し業界が一目置く

 ドイツのマイスターと提携して、プロの演奏者の意見を聴いてチューニングを加えるなど技術レベルを向上させる努力を怠りません。また、他店では入手できない貴重な品や品質の良い物ばかりを厳選して販売、また、インターネット通信販売にも積極的に取り組み、全国から注文を受け付けています。

 宮岡さんが、この仕事をしてうれしかったのは、顧客の一人だった杉山康人(すぎやま やすひと 1967年生)さんが、東洋人で初めてウィーン国立歌劇場管弦楽団のオーディションに合格したこと。兵庫県立三木東高等学校に在籍していた頃から応援してきました。現在はクリーブランド管弦楽団のチューバ奏者を務めるなど、日本のチューバ奏者の代表的な一人となって活躍しています。ほかにも多くの演奏家とのお付合いを通じて、グランド楽器の良さを理解されるアーテイストの輪を広げています。

 業界で一目置かれるようになるまでには、こうして種をまき、育てるという長期戦略がありました。だからこそ楽器販売店が、市場の成熟により売上高の下降に悩んでいる中でも、チューバを対象にした狭い市場で、オンリーワン企業として健闘しているのだと思います。

 

 修理にも力を入れ顧客を固定化へ

 店には、アマチュアから専門家までさまざまなニーズに応じたチューバを50本ほど在庫しています。N響、読響、新日本フィルなどに、チューバを納入しているので、社名が浸透してきました。商品の調達のためには、スイスの山奥にある工房でマイスターと直談判して取引を始めるというような困難がありますが、ヨーロッパからの独自の輸入ルートの開拓が、商品の差別化に貢献しています。

 また、アフターサービスにも力を入れて、金管専門リペアマン(修理する人)を配置して、購入してくれるアーチストの固定化を図っています。逆輸入モデルや注文による受注生産モデル、PB(プライベート・ブンランド)も取り扱うことで、他社にまねができない商品の調達を工夫しています。

 

 [ここがヒケツ!] 専門性にこだわって

 楽器販売業界は、市場の成熟期を迎え、売上高は、長期低落傾向にあります。
 その構造的な要因としては、少子化による音楽教室等を通じた「教育ツール」としてのアコースティック楽器(電気的な増幅なしに演奏される楽器で、ピアノ、アコースティック・ギターなどのいわゆる生楽器)の需要の伸び悩みが挙げられます。また、電子楽器の需要も趣味・娯楽の多様化により沈静化しています。

 他方で、高齢者の需要は増大傾向にあり、団塊の世代の動きなど煮対応して、熟年向けの音楽教室等は、活況を呈しているようです。日経流通新聞は、06年度専門店調査(7月11日)を発表。楽器・CD店の動向として、「売上高は6.3%減と厳しい業況が続き、CD店はヒット作が少なく、品ぞろえと検索機能に優れたアマゾンジャパンなどネット通販にも購買需要を奪われた。山野楽器や石橋楽器店は子供やシニア向けの教室事業を絡め比較的堅調だった」と報じています。

 異業種小売業とのインターネット通販等による競合が激化しており、店舗規模の大型化が進んでいます。また、ネット配信事業にも積極的に展開する企業が増加しつつあるようです。

 






2007年07月28日(Sat)▲ページの先頭へ
顧客の信頼を得るためのコツ

 木工家具の製造業で、今は、銀行のカウンターやパーティション等を別注で受けて製造、据付しています。近田保自さんは、父の木工所を継いだ時に、現場を大事にしようと決意、施主さんの要求を、真正面に受け止め、解決するなかで信頼関係を構築してこられました。



 有限会社コンダ木工所 近田保自さん

 小牧市下小針天神3丁目139 п@0568-77-0804 

「コンダさんに頼めば、きちんとした仕事をやってくれる。」という信頼



開業時には、洋ダンスを製造していました、大量生産の波で価格が合わず注文家具へとシフトしました。しかし、その道のりは、決して平坦ではありませんでした。その中で、「品質とコスト」についての取引先の信頼を得られたことが成功要因です。その姿勢は、二代目の近田保自さんに受け継がれています。取引先から図面をもらうと、気がついた点を提案、工場で製造するだけの同業者と違い、現場で最後まで取り付けています。このことが、施工管理者の信頼を得て、次の受注につながるポイントにもなっています。

トラブルから逃げず、克服してきたから、今がある


 
現場で発生するのは、シナリオに無いトラブルの集大成です。その時に、問題にから逃げずに真正面から向き合い、解決して、ノウハウを蓄積されています。例えば、家具を水平に設置することが難しい理由は、設置後に調整するからで、なかなかピッタリ収まりません。そこで、発想を転換して、家具本体と巾木を別に作り、巾木を水平に設置後、化粧貼りをすると、すんなり収まったそうです。「コロンブスの卵(誰でも出来ることでも最初にするのが難しいたとえ話)」のようなエピソードをお聴きしました。また、天井から吊り戸棚を取り付けるのに、3人の人手が必要な作業を、先に固定金具を取り付けて引っ掛けると一人でも充分に対応できるようになり、作業時間も短縮できるようになった例など、多くのノウハウが蓄積されています。

趣味が高じて・・



模型飛行機の製作、操縦が趣味だと言われる近田さん。この話になると、一機一機を手に取り、図面を見せながらその苦労話が絶えません。しかし、この趣味は、本業の木工家具を製作する技術向上にも貢献しています。カウンターの曲面を設計する際に、飛行機の翼の曲面を仕上げる時に苦労した経験が、活かされています。また、親会社の下請け会の会長として、親睦会や、勉強会の開催、お互いの工場見学を行っています。最新の建築工法への対応や、のり、金物、などの新材料の動向調査も行っています。「正しい判断をするためには、正確な情報を入手すること。」が大切です。



< 犬山線・各務原線/岩倉駅 >

木製家具の業界の特徴は、@大量生産が難しい。A国産商品については購買層が徐々に狭まりつつある。B低価格志向が進んでいる。C海外生産にシフトしており、輸入家具の比率が増加。最近の動向では、@アレルギーに対する健康面の対策。Aオーダー家具の需要が増加。B国内針葉樹を家具用製材として見直す動きが出てきている。Cユニバーサル・デザイン(できるだけ多くの人が利用可能であるようデザイン)の家具の商品開発を通じて、高齢者市場を開拓しようという動きが活発になっています。

経済産業省の「平成17年工業統計調査」によると、「木製家具製造業(従業者数4名以上、漆塗りを除く)」の事業者数は2,015ヵ所で、平成14年の調査時より約114ヵ所少なくなっています。また、生産高も2,345億円と、平成14年の2,509億円から3年間で164億円近く減少しています。

 

市場規模が減少する環境のなかで、生産体制の見直し、新製品の開発、商品の共同配送等について行き残り策を展開している。特に大切なのは、多様化する消費者ニーズを把握するために情報を収集により、ユーザーの声をマーケティング戦略に活かすことです。また、「グリーン購入法」の施行に対応した、再生材料等を使用した家具への取り組みも重要になっています。




2007年06月08日(Fri)▲ページの先頭へ
地元食材で独創料理〜リピーターを生む充実のランチ

 大阪で修業した後、滋賀県近江八幡市のホテルで腕を磨き独立。ロードサイドで開業して9年目です。「安心・安全」をモットーにした中国料理店として、化学調味料を一切使わず、国産の食材にこだわり、多くのお客さまの支持を得て繁盛している有名店です。 

 

 近江八幡市西庄町2036−1 п@0748-32-2299 

 定休日:木曜日 昼 11:30〜14:30(ラストオーダー14:00)
         夜 17:30〜21:30(ラストオーダー21:00)

 

 手つ゛くりで素材を活かす

 全国的な中国料理のコンテストで入賞し、その確かな技術で、素材にこだわった中国料理を、提供しています。メーンディッシュからデザートに至るまで、全てが手作りで、季節の素材をふんだんに取り入れ、地元の近江牛や豚・鶏などの肉類はすべて国産の食材を使用しています。

 料理の腕前が一流で、素材が良い店は、女性客に人気があり、繁盛します。多品種の食材の在庫を維持するのは、大変ですが、ランチメニューの高回転で支えられています。悩みは、機会ロス(飲食店などで、満席でお客さんが帰ってしまうこと)を発生させないよう駐車スペースを確保することです。

 別注にも応じて、テークアウトも

 お昼のランチは、840円から。肉、魚、海鮮などの14種類のメニューの中から選べます。一度、ランチを食べたお客さんは、家族や友人と再来店するケースが多く、「ランチメニューでこんなにおいしいのなら、コース料理はどんな料理がでるのかな?」と思われるよう、うまく演しています。

 ディナーコースでも「フカヒレの姿煮込み」や「アワビとキノコのオイスター煮込み」などの多彩なメニューが用意されています。また、お客さまの好みにより、別注のオーダーもでき、独創的な料理が提供されています。しかし、厨房は、多くのメニューを調理するため大忙し。

 バイキング形式は採用せず、「おいしい料理は、タイミングが大切だから」とと作り置きをしない方針なので、すぐ出せるよう心がけています。また、どんなに忙しいときでも、お客さんの別注の依頼に応じています。年末のおせち料理や真空包装パックによる「テークアウト(持ち帰り)」にもとりくんでいます。

 料理人としてのプロ意識を促し

 小さな店をはやらせるため、他店にまねできないような、ノウハウを開発しています。毎年、課題を設定して、調理の技能、食材の選択、効率的な運営、接客サービスなどの向上を追求しているのです。若手従業員の研修には店を閉めてとりくみ、海外研修もあります。人が育つ風土は、経営者の率先垂範が鍵となります。全国的なコンテストに、若手のメンバーを参加させ、料理人としてのプロ意識の醸成を促しています。

 

 飲食店では、参入障壁を作ることが難しいのですが、@化学調味料を使わず、A食材は安全・安心、B素材から手づくりする、Cメニューも豊富、D別注も随時、受付、E銘々の皿で美しく盛りつけ、F価格設定をリーズナブルにして、幅広いお客さまの来店を促します。Gチラシなどの広告・宣伝をせず、EDP(エブリデー・ロープライス:日常的な安値の戦略)により、「口コミ」による評判での集客する、H繁忙期と閑散期の変動を縮めて、稼働率を向上させる。I人材の育成を重視する等で工夫されています。

 今年の中小企業白書では、業績の向上にも寄与するには、若年者に対して「風通しの良い職場づくり(意見交換や相談がしやすい)」と「若年従業員の成長を促進(キャリアパスの明示や目標管理制度、教育)」の二つのとりくみが、強調されています。人材を育成するためには時間がかかります。そこで、1年ごとに目標を掲げて、底上げを図るとともに、さらに上位の目標に挑戦することが大切です。全国コンテストへの出場は、若手の自覚と、成長しようという意欲を促しています。

 一人前になるには経験と熟練を要する調理場で、若者が、「お店をはやらせているのは自分である」という自覚を持つよう動機付けることが大切です。





2007年04月02日(Mon)▲ページの先頭へ
手に合ったハサミを希望通りに・・

「たった一つ」を提供



 創業は、32歳の時。たった一人で一軒一軒のサロンを研ぎ屋スタイルで訪問。理美容師さんの中には、「既成のハサミ」では手になじみ難く、「自分の手に合ったハサミ」が欲しいという声があることに着目し「マイ・シザー」の製造販売を始め基盤を固めました。



 ハサミへのこだわりに注目

 ハサミ屋での約10年の修業後、独立。いざ開業しようとして、資本も顧客もなく、電話帳で調べ、ヘヤーサロンに飛び込みました。ヘヤーデザイナーは、サロンに来るお客様を、イメージ通りの髪形に変えます。ハサミは自分の分身のようなもの。そんな大切なハサミですので、簡単には預けてもらえず苦労しました。そこで、既成製品では手になじまず使いにくいという問題から、手の大きさや力のかけ方、カッティング技法による使用用途の違いなど、実に様々な悩みを聴き、解決のため、パーツの組み合わせでハサミが作れることを説明しながら販売してきました。

 カスタムメイドのハサミに特化 

 ヘアーデザイナーのニーズは、個別にデザインされた「マイ・シザー」を持つことです。そこで、カスタムメイドのハサミを提供するために一番効率のいい「パーツ」として在庫を持ち、注文があるたびに組み立てる方法でハサミを提供しています。大量生産、大量消費という時代の流れに逆行するようですが、製品一丁一丁について丹念に手仕事でシザー(鋏)を仕上げています。特に、仕掛品を増やさず、造り過ぎないように心がけ、スローペースで製造、問屋を通さず、直接にユーザーに販売しています。自慢の腕を持つ優秀なヘアーデザイナーに「喜んで使ってもらえるハサミ」を作ろうと、96’ワールドチャンピオン七條氏と共同開発でオリジナ・ルシザー(鋏)を製作しています。高価なハサミに魅力を感じて、新入業者が多く、過度の競争状態になっており、さらに中国製品による価格破壊が起きています。そこで、量産してコストを下げるよりも、ヘアーデザイナーのニーズをくみ上げ、多品種少量でカスタムメイドのハサミを生産して、価格競争に巻き込まれず、「ベストワンよりオンリーワン」をめざして生き残っていこうと考えています。

 ユーザーから信頼される条件 

 ホームページは、企業イメージが左右されるので、外注して見栄えを良くする努力をしています。また、インターネットからフルカスタムの受注ができるシステムも準備中です。ユーザーから「難しい注文を出した時に、最後までやってくれるのは、ハヤシさんだけ」と言われるのが誇りで、他社に真似のできない技を磨いています。



 理美容業界は、価格競争だけでなく、サービス内容による顧客の争奪戦が本格化してきています。総合的な競争(店内の雰囲気、サービス内容、接客技術、美容師のスキル)が、顧客を囲い込むための、店舗の差別化戦略のポイントとなっています。従って、個々人の技能を最大限に発揮して顧客の満足度を向上させるニーズが増加しています。こういう背景は、ハヤシ・シザーズのオーダメイドのハサミに対する需要にとっては、追い風となっています。

 理美容ハサミ製造業の製造は、刃材の研磨、サンドペーパーでの切削、焼き入れと研磨、砥石の研磨による仕上げ、検品といった行程が続きます。こういった行程を正確に迅速に処理できる技術を身に付けることで、着実にレベル向上が図れます。受注生産を円滑に進めるためには、生産プロセス面での改善が必要です。一連の作業を一人の技能者が責任を持って行う「自己完結型」のモノ作り(セル生産方式)の採用も検討に値します。生産性向上、不良品発生率を減らすこと重要です。少量、多品種、短納期の納品の対応力が大きいほど、ユーザーからの評価が高くなり、また、継続受注へと波及効果が期待できます。

 有限会社 ハヤシ・シザース 
 
 和歌山市手平6丁目5−74 п@073-427-0913 Fax 073-427-6280

 定休日: 土、日曜日、祝祭日  
 
 http://www.hayashi-scissors.com  info@hayashi-scissors.com






2007年03月05日(Mon)▲ページの先頭へ
素材の良さ見ぬく 市場での目利き

新鮮な素材と高級感で、こだわりのお客さんをファンに

 店名の「ビスキュイ」は、スポンジという意味です。パティシエ(フランス語で菓子製造人)の平田さんは、「菓子作りは、スポンジの良さが決定的だ。」と考え、しっとりしてやわらかく口どけのよいスポンジを土台にした美味しいケーキを造っています。その想いを込めて名付けました。

 パティスリィ・ビスキュイ
 神戸市兵庫区駅前通5−3−30 п@078-512-0071 Fax 078-512-0091
 定休日:火曜日 営業時間:AM10:00〜PM8:00 
 http://www.biscuit-kobe.com/

 バースデーには好みのケーキを

 

 横浜で3年、その後、神戸で19年の修業を経て、独立したのは、00年9月。地元の有名店を辞めて、開業しょうと駆り立てたのは、「自らの手でケーキを創りたい。」という思いからでした。「おいしいですね。」という一言に、励まされるそうです。
 
 バースデーケーキもお客さまの嗜好に合わせて、個別対応をしているうちに、3割ぐらいが、別注品となっています。このような、きめ細かいサービスは好評で、リピーターを増やしています。バレンタインデーなどのイベントでも、お客さんの好みにあったケーキを選んでいただけるよう、多品種のケーキを揃えるよう努力しています。このような、前向きな姿勢が、徐々にお客様に浸透してきています。

 毎朝市場へ通い旬の材料を安く

  お店の経営戦略は、「本物の味のケーキを低価格で販売して、ケーキのおいしさが分かるお客様をリピーターにする。」というもの。素材の良さがポイントです。そのため毎朝、中央市場へ通い、そこで仕入れた商材を試食してきたため、果物の出来具合は、市場の仲買人と同じように分かります。
 
 旬の材料が安く調達しできてるようになった結果、おいしいお菓子を創れるようになり、低価格で、商品回転率を上げ、売上高を伸ばしてきました。今の課題は、忙しい割には、もうけが少ないことです。また、高級イメージをアピールするため、喫茶部門では、普通のケーキ皿よりも一回り大きい皿を使ってケーキの高級感を演出する工夫を
 
 狙いは、「味にこだわり、ケーキの良さが分かるお客さま」です。そういうお客さんに、ファンになっていただくことが、基盤強化につながっています。

 お菓子職人から下町のヒーローへ

 フランス語で菓子製造人を意味するパティシエ (patissier)は、注目される職種で、特に女性に人気のある職業として上位にランキングされています。
 店頭販売だけでなく、インターネット通販やレストランとの業務提携による販路開拓にも果敢にとりくむ平田さん。「50代までには、現場を任せられる体制を確立する」こと」が願い。お菓子を通じて、「下町のヒーロー」をめざす平田さんにとって、後継者の育成が課題です。

 ここがヒケツ!

 菓子製造小売業の商店数は、32,202店です。平成3年には、8割だった従業員4人以下の商店は、平成14年には、7割に、減ってきています。さらに、業界トップ企業の不祥事により、消費者の食の安全に対する信頼が裏切られ、経営環境は、厳しくなっています。また、ケーキの消費額は、40代をピークに年齢が高くなるにつれ減少していることも、今後の高齢化は、顧客離れを加速させます。

 しかし、平田さんは、高齢者にも受入れ易い、あっさりしたお菓子を提供しようと、シンプルな味にこだわって来られました。薄味は、素材の良否が味を左右します。そこで、新鮮で安い果実を仕入れるため全力を傾注して来られました。さらに、外見が安っぽいと、ブランドとして確立できないので、高級感を認識してもらえるよう、商品の包装やメニュー内容にも、他店との違いを際立たせ、顧客の囲い込みに成功されました。

 また、訴求効果を高めるために、ありふれた商品構成を廃し、高い商材を使った利幅の薄いケーキと低価格で利益幅の高いケーキを組み合わせて展示して、躍動感にあふれた売り場を演出して、来店客数を増やしてこられました。

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2007年02月05日(Mon)▲ページの先頭へ
販路拡大のために、パブリシティを活用

 
 個性的な商品に挑戦 イノシシ素材で「通」にヒット

 キャプテンは、今年、創業25年を迎えます。京都市内の呉服問屋に勤めていた野村さんは、業界の低迷で、独立しようと決意。キャプテンというラーメン店を経営していた義兄のバックアップもあり、思い切って開業。それが、新メニュー開発という試練の始まりだったのです。

 キャプテン いのししラーメン
 京都市右京区京北細野町下の垣内17 п@0771-52-0489
 定休日:水曜日 営業時間:AM11:00〜PM8:00 
 http://kww.jp/cap/
 いのししラーメン キャプテン日記(ブログ)

 「いのしし」を素材に 個性派を “売り”



 京都市の北部、周山街道(国道162号線)の笠トンネルを過ぎ、国道が少し広くなっているところにあります。今年の干支、「イノシシ」のラーメンが味わえる店として人気があります。開業して4年目に、野村さんは、「京北町(現在は、合併により京都市北区)で商売を続けるには、何か個性のあるラーメンが必要。」とイノシシを素材にしたラーメンを考案しました。

 あっさりしていて、コクがあり、後味のいい和風ラーメン4種類(醤油味、味噌味は、1200円、塩味、味噌トン骨味は、1250円)が好評を得ています。さらに、副メニューとして、「いのしし餃子」や、「鹿餃子」も販売(各330円)。インターネット通販も行っています。

 マスコミ取材も人気の追い風に


 
 ありふれた「豚骨ラーメン」のお店では、山奥まで、足を運んでくれるお客さんを集めにくい−野村さんが素材をイノシシに決めた理由でした。そのために、シカやクマの肉でも試作品を作るなど、さまざまな食材にも挑戦して「イノシシラーメン」が完成しました。 

 さらに有名にしたのは、「個性有る人気ラーメン店」として、新聞、雑誌、テレビに掲載されたことからでした。そこから、「ラーメン通」の顧客が立ち寄り、口コミで集客が進みました。やがて、インターネットでも掲載され、「ラーメン通」が集まり、マスコミの取材が増えるという循環を繰り返すことによって、繁盛店の道を歩んできています。
 


 ネット通販で販路を開拓

 ラーメン店は、他の飲食業に比べて、消費者ニーズへの対応が鈍く、コンビニエンスストアや持ち帰り弁当店などの、生き残りをかけたし烈な競争のはざまで、顧客を奪われつつあります。
 キャプテンも、京北町の合併で、町役場への出入り業者が激減したため、店頭での売上高は、頭打ちになってきています。そこで、インターネット通販による、販路開拓にとりくんでいます。課題は、ウェブサイトからラーメンを購入できる通販サイトの周知を図ることです。 
 すでに、ホームページから、受注して、配送できるシステムが準備されています。あとは、アクセス数と注文数を増やすことです。



 ここがヒケツ!

 ラーメン店の経営は、大きな転換期を迎えています。消費者のニーズの、変化への対応が必要です。新メニューの開発や接客サービスの充実が必要です。新聞、ラジオ、テレビなどの報道媒体(マスメディア)を利用して、お店の広告をすることが有効で、成功されている事例も沢山あります。

 しかし、広告には、多額の経費が必要です。そこで、キャプテンでは、企業側(スポンサー)が代金を払わないパブリシティを上手く活用しています。また、パブリシティは、報道機関が中立の立場で主体的に報道するので信頼性が高く、PRの手段として有効です。



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2007年01月17日(Wed)▲ページの先頭へ
ペットの嗜好に的

オフ会などで客同士交流

Dogcafe WANBANA (ドッグカフェ ワンバナ) 古川弘美さん(48)
大阪市平野区平野西2-5-20 п@06・6797・3069 http://www.wanbana.com/index1.htm



 開業して1年目で、順調な営業成績を挙げているお店の特徴を探ります。古川さんは、娘さんと協力して、ペットが同伴できるカフェを始めました。「ワンちゃんが選んでくれるようなお店づくりを心がけている」というお店を訪ねました。

ニーズをとらえて

もうかるためには、マーチャンジング(商品化政策)が重要な課題です。ターゲットとなるお客さんの持つさまざまなニーズのうち、どの部分をとらえた商品を提供するかにかかっています。
 そういう点で、無添加で、安心して食べさせられる、ペット向けの手づくりクッキー(70円)や手づくりアイスクリーム(150円)は、ワンチャンにも好まれ好評です。ペットブランドとして有名な「Mimile」や「Beache」の服は、競争する他店とのを品ぞろえの違いをアピールしています。
 また、飼い主の方には、スープカレー(鳥ガラを6時間煮たスープと10種類以上のスパイスをブレンド)がおすすめ。お店の印象を強く焼き付けています。自店の標的となるお客さんを想定して、そのニーズに絞り込んだ商品構成が、ワンバナさんの魅力の一つとなっているのです。
 お店は、来店する目的をはっきり持ったお客さんの支持で繁盛します。ペットの飼い主は、「自分のペットは何が好きか」という点をいつも考えています。ペットのし好に的をしぼり、来店を促す作戦が、成功しているといえるでしょう。



ホームページで一工夫

小売業は立地産業と呼ばれ、どこにお店を出すかが、業績を左右されます。理想は、競合店が少なく、標的となるお客さんが多く見込まれる地域に出店するのが理想ですが、そんなケースはめったにありません。
 店の周辺には、ペットを散歩させる公園がなかったのですが、あえて不利な場所で開業しました。
 この弱点を克服する方法として「ホームページがある」と考えました。しかし、閲覧が増えないとお客さんは、来ません。そこで、ペット愛好家がよく見るサイトから自店のホームページに誘導するSEO対策(検索エンジンで探すと最初のページに表示する)を講じました。
 ワンちゃんの「メンバーズ・カード」も考案、顧客データを集め活用しています。さらに隔月にニュースレターを発行、ペットの誕生日や新入会会員を紹介。プードルやダックスフントの犬種別のオフ会(ネット上の知り合いが実際に集まるイベント)を開催することで、知らない会員の交流が深まり、来店客数も増え、お客が活性化しています。



ここがヒケツ!

「犬猫飼育率全国調査」によれば、平成17年度の犬の飼育頭数は1306万8千頭で、飼育頭数は増加傾向にあります。また、団塊世代の犬猫飼育に関する意識調査では、退職後には、現在飼っている人の74.7%、飼っていない人の44.7%の人が犬や猫を飼育したいと考えています。また、飼育者の多くが、「食事の管理」と「体調をチェックする」ことを重視していますので、犬の食事や健康管理を対象としたビジネスの市場規模は、ますます大きくなるものと予測されます。

 ワンバナさんの特徴は、競争相手とは、価格競争を避けて、「手作りメニュー」による独自のサービスを提供することで「質的な違い」で勝負しています。衣料品は、売上高に占める比率が高く、人気ブランド製品を品揃えは、他店との違いを際だたせています。また、メンバーズ・カードによる顧客情報の収集や広報誌の配布、オフ会等の開催等による顧客の囲い込みが、課題だったリピート客の増加に貢献しています。これらの成功要因には、『ストアロイヤリティの育成』が挙げられます。来年の目標は、ネット販売の拡充やお花と関連した事業分野への進出です。更に飛躍するためには、数年間の事業計画を策定し、ゴールを明確にして、そこに向かって一直線に向かう戦略が必要になります。



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